2025/08/30
渋野日向子 2025年8月現在の戦績と次戦展望
女子ゴルフ界に“スマイルシンデレラ”旋風を巻き起こしてから早くも6年。2019年のAIG全英女子オープンを通算−18で制したときの笑顔は、2025年になっても色あせませんね。今季は米LPGAツアー5年目。昨年2024年はトップ10入り3回と安定感を示し、世界ランキングも一時28位まで浮上しました。この記事では最新シーズンの動きからスイング技術、オフコース活動まで、渋野日向子選手の「いま」と「これから」を深掘りします。
目次
1. 渋野日向子の主な戦績ハイライト
2. 2024-2025シーズンの最新トピック
3. スマイルシンデレラを支えるスイング技術
4. オフコース活動とスポンサーシップ
5. 今後注目の大会とファンができる応援方法
1. 渋野日向子の主な戦績ハイライト
2019年:歴史的メジャー制覇
• AIG全英女子オープン優勝(−18、270ストローク)
• 日本勢としては樋口久子氏以来42年ぶり、ツアールーキーでの快挙
2021年:本格的な米ツアー挑戦
• 初フル参戦で予選通過率75%
• 大会後半の伸びしろが課題と評価される
2023年:国内ツアーでも存在感
• Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント優勝
• 平均パット数1.75でツアー1位を記録
2024年:トップ10フィニッシュ量産
• シェブロン選手権7位タイ
• 全米女子プロ8位でメジャー自己2度目のトップ10入り
2. 2024-2025シーズンの最新トピック
2025年8月時点での最大ニュースは、6月のショップライトLPGAクラシックでの単独2位。最終日バックナインで4バーディを奪い、一打差で惜敗したものの復調を印象づけました。
また、パッティングスタッツで「ホール外周15cm以内の決定率」が92.3%と自己ベスト。苦手と言われた高速グリーン適応が進んでいることが数字にも表れています。現在のFedExカップ女子版ランキングは21位。年間上位60名だけが出場できるCMEグループ・ツアー選手権出場はほぼ当確です。
3. スマイルシンデレラを支えるスイング技術
フェードボールへの転換
2019年当時はドロー主体でしたが、2022年後半からはミスの幅を減らすためフェードボールにシフト。PING G430 MAX 10Kドライバーとの相性がよく、2025年シーズンのフェアウェイキープ率は78%とキャリア最高です。
下半身リードとタメの維持
• 切り返しで左膝が早く伸び上がらない
• インパクト直前まで手元を体の近くに置き、インサイドからヘッドを走らせる
この二点により、平均ヘッドスピードは42m/s → 44m/sへ向上。飛距離不足とされた米ツアーでもキャリー250ydをマークしています。
4. オフコース活動とスポンサーシップ
渋野選手はファン対応の丁寧さでも評価され、SNS総フォロワーは120万人に到達。2025年は久光製薬の新プロモーション動画でメインキャラクターを務め、「毎日を前向きに」がテーマの笑顔が話題を集めています。
その他の主要パートナー
• PING(クラブ・用具)
• アサヒビール(飲料)
• 三井住友カード(金融)
契約社数が増えても“すべて自分の言葉で語れるブランドだけ”というポリシーを貫き、企業とファンの双方に好感を与えています。
5. 今後注目の大会とファンができる応援方法
必見の残り試合
• 9月12日開幕:アムンディ エビアン選手権
• 11月20日開幕:CMEグループ・ツアー選手権
特にエビアンは高低差の激しい山岳コース。フェードボール転向後のコントロールが試される舞台です。
ファンができる3つの応援アクション
1. 大会公式アプリでホール毎のスコア速報をチェックし、SNSでポジティブなコメントを投稿
2. スポンサー企業の商品購入で間接的にサポート
3. 国内開催試合では現地観戦。最終ホールのギャラリースタンドは渋野選手が必ず笑顔を向ける“特等席”です
まとめ
2019年のメジャー制覇から6年。課題と言われた飛距離とパットを改善し、2025年シーズンは再び優勝争いの常連へ返り咲いています。テクニカルな進化に加え、ブランド選定のこだわりやファンサービスなど、人間的な魅力も一段と輝いていますね。次戦のエビアンで“スマイルシンデレラ”がどんなドラマを見せてくれるのか――期待しながら見守りましょう。
※セールス・勧誘はお断りしております
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